自分がチャレンジしたいことと、求められていることと
こんにちは!
今年ものこりわずかになってきましたね!掃除を中途半端にして、とにかく部屋が散らかっている協力隊のあやきです・・
お休みがあっても片付けや掃除で忙しいというかたも多いのではないでしょうか?
そろそろ来年の目標なんかも考え始めるころですね!
さて、先日稲敷市からお客様がいらっしゃいました!
古民家の視察
今回は、古民家を活用したまちづくりという視点から潮来市の取り組みを視察するためにお客様がいらっしゃいました。
地域おこし協力隊の担当職員と協力隊、それに建築関係の方です。
磯山邸のカフェでまったり自己紹介などをしたあと、石の蔵で潮来市の職員から簡単な説明がありました。
着任して1年半になりますが、ここにきてようやく、この建物がどのような経緯でできて、これから何を目指していくのかが少し理解できるようになりました。
たぶん、一市民として生活していたら「あ~またハコモノができた~(しらけ)」くらいにしか思っていなかったかもしれません(正直)。
まだまだ課題は山積みですが、明日解決するものでもないし、だからといって後回しにしすぎてもよくないし、行政も大変だなあと思いました(イマサラ)。
みんなが集まれる場所を
稲敷の協力隊は今年8月に着任したとのことで、ちょうど私たちと一年違い!
古民家を改装して、皆が集まれる場所を作りたい、とのことでした。
これまでの経歴も、海外経験があったり営業をしていたりとバリバリ仕事ができるパワフルな方。
会社員時代の私だったら、「わあすごい・・・!なんでもできるじゃん!!!」と感じたと思いますが、たった1年半ですが協力隊として活動した結果、また違った考えが自分の中にあることに気が付きました。
「情熱だけでは物事はうごかない」
もちろん、何かに取り組む時に情熱はあるに越したことは無いと思います。
だけど、それだけじゃ周りを動かすのはなかなか難しいんですよね。
どうしてそれに挑戦したいのか、それに対して自分は何ができるのか、そもそも挑戦することを住民は求めているのか、理解を得られるのか…
企業であれば、自社の利益のために挑戦していくことが必要になるんだと思います。
でも行政の場合、多少の挑戦も必要だけど、前例がないことはやりたがらない。平穏無事に一年が過ぎるのがベター(ベスト)という雰囲気があります。
そこを動かしたい!変化をもたらしたい!というときに、なぜどうしてをはっきりさせないと進むことが難しいんだなと痛感しています。
きっと色々な壁にぶち当たって、「くっそー!」「この石頭が!!!!!」なんて思っちゃうときもあると思うのですが(ヒドイ)、うまいことすり抜けて駆け抜けてほしいなと思いました。
わたしも隙間を狙ってちょろちょろしてるので😎
困りごとを探してみる
とはいうものの、何かに挑戦するとき、企業でも行政でも、困りごと(課題)を洗い出すことってすごく大切だなあと感じています。
困ってないし、将来性もないことに対して挑戦するなんてむなしいし、モチベーションもあがらないですよね。
ものすごく困っていることがあって、改善する余地があって、将来性が満ち溢れていることだったら多少苦しくても挑戦していこうという気持ちになります。それを見つけ出すのも大変なんだけどね。
なんかわかったようなこと言っていますが、1年半くらい協力隊として行政にいるなかでひしひしと感じたことを述べてみました。
最近「協力隊でいるのもったいないね」と言われることが増えましたが、協力隊として活動はしてるけど、この制度がなかったら事業も展開できなかったし、そもそも事業計画を立てることなんてなかっただろうし、司会の仕事も受けるチャンスもめぐってこなかっただろうし・・そんなことを考慮すると”もったいない”なんて思ったことは一度もありません。
この制度を経験できてよかったなあと思っています。
今年も終りに近づいてきたので、今年一年で感じたことをちらっと述べてみました|ω・)
では今日はここまで!
さいごまでお付き合いいただきありがとうございました(*^^*)