【潮来祗園祭禮】でぼげ?でぼけ?なんだっぺ?
こんにちは!
灼熱の太陽のもとアームカバーのみでバイクに乗るので腕がこんがり日焼けしている協力隊のあやきです(*^^*)
手のひらと手の甲の境目がくっきり👀👀シミ対策ちゃんとしなきゃなあ…
さて、今回はお祭りの時に初めて耳にした「でぼけ」についてお届けします!
「でぼけ」やるよ!
今年の潮来祗園祭禮で七軒町のみなさまにお世話になったことは何度かお伝えしてきました。
▲飾り物は源義経、芸座連は祭好會鹿嶋芸座連のみなさん
朝の挨拶の時間からお邪魔させてもらったのですが、とある儀式が行われました。
区長責任者や若連頭が挨拶をして、山車が出発するぞ!!という段階で「でぼけ」というのが行われます。いったいでぼけとは何なのか?
用意された器、注がれるお神酒
今年の若連頭、あゆむさんです。七軒町のメンバーを気遣った心のこもった挨拶でした(皆さんの協力もあって七軒町では熱中症を一人も出さなかったとか!)。
その後、用意された器にお神酒が注がれていきます。
ちなみに、私が参加させてもらった中日は8時半ごろ、最終日は13時半ごろにでぼけが行われました。そんな時間からアルコールを摂取するとは👀!!
実際には、お酒を味わうためのものではなく、全員が団結して安全に山車曳きを行えるように、霊力の宿ったお酒を体に取り入れて祈願する清めの儀式なので、酔っぱらうほど飲むことはありません✋
このお酒は各区の神棚にお供えしたものを使っているそうです。
出発の儀式!「砂切(さんぎり)」
でぼけが終わると、芸座連が「砂切」と呼ばれるお囃子を演奏します。出発の儀式の曲です。短い演奏ですが、聞き終わるとなんだか気持ちがシャキッとします。これが終わると「馬鹿囃子」というのが始まって若連頭のチャキ(拍子木)の合図で山車の曳き廻しが始まります。
でぼけ→砂切→馬鹿囃子→チャキ→山車が動く
という流れです。
※各地区によってちょっとずつ違うようですが、だいたいはこの流れだとか。
最近では作法の縮小化、簡略化が進んでいるようですが、でぼけはしっかり行われているそうです。
とんぼ長ヽ(^o^)丿とんぼ長ヽ(^o^)丿
でぼけの前にふと目をやると、棒に塩が盛られていました👀
この棒はとんぼと呼ばれるかじ棒で、これを肩でぐっと持ち上げて山車を回転させます。これの指揮をとる人をとんぼ長というそうです。カッコイイ
かじ棒以外にもハンマと呼ばれる車輪の上に清め塩を4か所置きます。その後、上述のでぼけが行われるという流れです。
塩。
とんぼ隊。
みんな一生懸命でカッコイイ。
今回は山車が出発するまでの儀式についてお届けしました!
来年はまた違った視点でお祭りを楽しめそうです(`・ω・´)b
最後までお付き合いいただきありがとうございました(*^^*)