何年ぶりに食べただろう…学校給食いただきまーす!

こんにちは!

久しぶりにちゃんとした食事をしたきがします協力隊のあやきです(*^^*)

何年かぶりに学校給食をいただきました🤤

 

 

学校でおいしい潮来野菜を食べよう!in津知小学校

小学校のころ、ゲストがきて学校給食を一緒に食べる・・・という経験が1度くらいはあったような気がします。

潮来市でもそんな素敵なイベントがあるのです!

その名も…

学校でおいしい潮来野菜を食べよう!in津知小学校

潮来が生んだイタリアンシェフ眞中秀幸さんが、津知小学校にやってきました!

眞中シェフが考案した給食メニューを、津知小学校の5,6年生と希望するその保護者で食べるというものです。

 

へえ!こうやって運ぶんだ!

私が小学生のころは、カートに給食を乗っけて教室まで運んでいた記憶がありますが、津知小学校では鍋や食材が入ったタッパを手運びするようです👀(市内のほかの学校でもそういうスタイルをとっているところがあるみたい!)

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低学年だと重さに耐えられなくて「バッシャーン」なんてことも、たまーにあるそうです…

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会場の体育館まで運びます。

 

鮮やかな野菜が!

体育館では着々と準備が進んでいます。

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おいしそうな鮮やかな野菜もずらりと🤤

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いばらきが農業大国でよかった~(((o(*゚▽゚*)o)))

 

配膳します!

給食係が参加者の給食を準備します。

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できるだけ均等にいれていくのですが…なかなか難しいですよね!その盛り付けも給食の楽しみでもあります。

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わくわk…ん?なんだこのビビッドな食べ物は…?!

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いったいこれが何なのかは後ほど…

 

みんなそろって「いただきます!」

準備ができたらいよいよ「いただきます」です。給食委員会がそろって挨拶をします。

手を合わせて…

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いただきます!

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待ち望んでいたランチタイムです!おなかを空かせたこどもたち、勢いよく食べ始めます。

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ん~!おいしそう!

この数分後、わたくしもしっかりいただきました🤤💛💛

 

今日のメニューは…?

さあ、気になるのはメニューですよね!

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です!

マシモではなくマコモですが!!!

男の子がおいしそうに食べていたのは美明豚だったんですね~✨

マコモについては森山氏がブログにまとめておりますのでぜひヽ(^o^)丿

まこも 収穫! | 協力隊活動報告 | 田舎暮らしの潮来市 移住定住【潮来暮らし】

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野菜がごろごろ!美味でした~!!!一つ一つの野菜の味がしっかり感じられました。

そして、先ほどのピンクのあれですが、↓↓

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さつまいもとビーツのピンクサラダでした!

ビーツは、“奇跡の野菜”、“食べる輸血”と言われるほど、栄養素が豊富なんだそう👀

形はかぶによく似ていますが、属性でいうとホウレンソウと同じアカザ科になります。甘みが強いので生でも食べられます!

なるほど、このピンクはビーツだったのか(^^)/

 

3年目の工夫

給食のあとは眞中シェフによる講演会です。

といっても小学生相手なので20分と短い時間でのお話です。お腹が満たされた子供たち、まぶたが重そうだぞ…

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今年で3年目の取り組みだという今回の給食イベント。

はじめは潮来市産の野菜を1つだけつかったものを提供していたのが、2つになり3つになり、今年は10種類以上に増えました。

また、眞中シェフが直接指導をしなくても継続的に作って給食で出せるようなメニューを考案したとのことです。1回きりだともったいないもんね!美味しいものはたくさんたべたいし🤤

さらに、児童のアレルギーをすべて事前に調査して、全員が同じメニューを楽しめるよう考慮したとのことです。

 

顔が見える”食”、会いに行きたい”食”

地元産でなくても、安く買える野菜はたくさんあります。でもなるべく近郊のもの、できれば地元のものを食べた方がいい、とのこと。

輸送する時間が長ければ、痛まないように保存するための薬剤を使用する必要があります。地元産であれば薬剤の量が少なくなる、もしくは使わなくていい場合もありますよね。体にものすごく害があるものは使われないはずなので、遠方のモノが危険とは言いませんが、使わなくていいものならばそのほうが安心できるはずです。

運んでくる時のエネルギーができるだけ少ないものを意識してほしいとお話していました。

 

また、食事のときに、「これってどこで作ってるんだろう?」「どんな人が作っているのかな?」と考えてみてほしいともお話していました。

最終的に「これを作っている人に会いに行きたい!」と思ってもらえるのがベストだと。

そう思う人が一人でも増えて実際に行動できれば、生産者のやる気にもつながってさらにおいしいものができて、それが連鎖して…そうなったらおいしいものをおいしい状態で食べられますよね!

 

おいしいを共有する

最後に、できるかぎり2人以上で食事をして、おいしいを共感することが大切だとお話してくれました。

今回の講演にでてきた3つの”こ食”を紹介します。

孤食

家族が不在の食卓で、ひとりで食事することを言います。好き嫌いを指摘してくれる人もいないし、だらしない格好で食べていても注意する人がいません。何より、「おいしい」を共感できる人がいません。一人暮らしだと孤食になりがちですが、できるかぎり誰かと食事を楽しむほうが心が豊かになるというお話を聞いて、飲み会好きでよかったー!なんてのんきに考えちゃいました|ω・)

 

個食

家族が揃っているのに、全員が自分の好きなものを食べることを言います。食卓にはあるのに同じものを食べていなければ「これおいしいね」と共感できません。

 

濃食

一つ一つの食材の味を想像して、感じることはすごく大切です。「どこかで食べたことがある気がする…」という記憶は味を感じ取ることで呼び起こされます。味付けが濃いと、その想像力が低下してしまうそうです。

 

いずれにしても食事をして「おいしい」を自分の中で消さないおいしい」を共有していくことが大切だとお話してくれました。

人に見せられるような食事をしている自信がまったくないので、徐々に改善していこうと思います…!

 

いやあ、それにしても給食おいしかった!!!!!!

いまいちど食事を見直してみましょう(`・ω・´)b

 

今日はここまで!

最後までお付き合いいただきありがとうございました(*^^*)