【こどもジャーナリスト】考えれば考えるほど難しい…前に進めるだろうか…
こんにちは!
教育について少し勉強してみようかなという気持ちになっている協力隊のあやきです(*^^*)
人の将来に関わることなので簡単に”教育を!”なんて言えませんが、知っていることがゼロよりはずっといいのかな…なんて思っています。
さて、2学期2回目の授業(通算23時間目の授業)についてお届けします(`・ω・´)b
メインで伝えたいことは?
2学期2回目の授業。1回目の時間は1学期の振り返りを行いました。
itakocity-ayaki.hatenablog.com
「今回からラジオ番組の台本作りに入ります!」
……えっ?
こどもたちの動揺が伝わってきます。
といっても、何もない状態から作れ!というのはあまりにも酷です。設計図もないのに家を建てろ!というものです。
そこで初めに、伝えたい・紹介したいと思ったことをグループで一つ決めてもらうことにしました。
前回の振り返りでは、個人で伝えたいなと思ったことを発表しましたが、今回はグループで発表したいと思うことを決めます。
わたしはこれ、ぼくはこれ、でも1つなのか…
3人1組のグループで作業をしていると、
「これを伝えるのがいいんじゃない?」」
「でもこの言葉もたくさん出てきてるからこれがいいよ」
「え~こっちの方が…」
と意見がわかれてきます。
そこでしてもらったのが、要するにこういうこと!と抽象化する作業。
例えば、
・テニスが趣味で週3回練習している
・ライブに行くのが好きで、遠方まで行くこともある
・まちのお祭りやイベントに参加するのが好き
と3つの意見があったとすると、
要するに外に出るのが好きなタイプのようだ
という風にまとめます。
ただ、言い換えたり抽象化したりする作業は大人でもなかなか難しいこと。上記の例も正しく変換できているのかは不明です…💦
なかなか言葉でこの作業を伝えるのは難しかったのですが、発表してもらうとこどもたちなりにうまくまとめてくれたのでした…!
キーマンはこんな人だと紹介したい
四苦八苦しながらまとめたグループの意見を発表してもらいます。
「こんな人だということを紹介・発表したいと思います」とグループごとに発表してもらいました。
◎父を思いやる人で、仕事熱心な人だということを伝えたい
◎優しくて元気があって、植物を大切にする人だということを伝えたい
といったまとめを発表をしてくれました。
ここで重要な気づきは、最初に注意喚起したわけではなかったのに、子供たちが感じ取ったことをまとめたという点です。
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3回目の授業では仕事のことをメインに発表していました。
でも、今回の発表では人に焦点があったんです。これはものすごく大きな進歩だと感じました。
「台本作りに入ります!」
ある程度伝えたいことが固まったところで、いよいよ台本作りに入ります。
その前に、事前にこどもたちに渡しておいた台本(進行表)について簡単に説明しました。
オープニングがあって本編があってエンディングがあって…
この事業に絶対に必要な情報か、といわれればそうではないのですが、こんな風に番組を作ることもあるんだよというのを紹介しました。
「へえ~そうなんだ!」
熱心にメモをとるこどもたち。
メインにいくまでに自分と関連付けてみよう!
今回の事業(授業)で大切にしたいなと思っているのは、自分とのかかわりです。まったく興味関心がない事柄・人について紹介するのは結構心が折れるし、途中で嫌になります。
わたしもレポートをするときには「え、全然わからん…(プイッ)」となることが、実はありました…!!!!
でも何回かそういう事態に遭遇するうちに、「あれ?これってあのことと関係してるな」「友達にコレが好きな人いたなあ」とどこかで自分とリンクしていることに気が付いたのです。
そこで、伝えたいことを番組で話すまでにキーマンと自分の関連性を考えてもらいました。まったく関係ないと思っていた話でもつながることって意外とあるものです。
さて、次回は台本に文字を落とし込んでいく作業に入っていく予定です。
どこまでお手伝いをすべきか…授業をすすめながら考えていきます。
では今日はここまで!
最後までお付き合いいただきありがとうございました(*^^*)