【こどもジャーナリスト】伝えたいことの理由、自分との関係性を見つめてみよう!
こんにちは!
秋晴れが気持ちよくて洗濯できそうなものを引っ張り出している協力隊のあやきです(*^^*)
布団もバッサっと干したいのですが、ベランダの虫が多くて(´;ω;`)もう少し虫が減ってくれるといいのですが…!
さて、今回は2学期3回目の授業の様子をお届けします!
それぞれの班の伝えたいことを可視化しよう!
前回の授業では伝えたいことを班ごとに発表してもらいました。
itakocity-ayaki.hatenablog.com
今回は授業の初めに伝えたいことを改めて黒板に書き出してもらうことにしました。
目的は、ほかの班の意見を見て聞いて、自分の班はどうだろうかと考えてもらうことです。言葉にするとすぐに伝わる(音声として届く)けれど、「なんだっけ?」と忘れてしまいがちです。
書いておけば自分自身の確認にもなるし、頭の整理になると思ったからです。
授業の後半に気づいたことなのですが、スラスラ書ける班は、番組の流れが割と楽にできあがったのですが、うまく書き出せない班は足踏みしていたように思います。書き出す作業の時点でそれぞれの班の意見や考えの整理度合いがわかる、ということなのかな?
こんなことを発表します!
気になる伝えたいこと・内容ですが…こんな感じになりました!
<図書館グループ>潮来市立図書館館長 船見さん
おもしろくて、とても仕事に熱心な人
<ストロベリースター☆>イチゴ農園 須田さん
人がだーい!だーい!だーい!だーい!だいすきな人
<サーキットスター>イタコモータースポーツパーク 額賀さん
お父さん思い、そして自分の趣味を仕事にしている人
<いちじくパラダイス>いちじく農園 長谷川さん
やさしくて元気で植物を大切にする人
<大生原キッズジャーナリスト>パティシエ 山本さん
仕事が趣味で子供が大好きな人
それってどういうこと?
伝えたいことを書き出してもらってから、各班ごとに1つ質問を出してもらいました。具体的にはどんなこと?というのをお互いに掘り下げてもらいます。
「潮来の野菜はとてもおいしいです!」と伝えたとき「どういうところがおいしいの?」と疑問が出てきませんか?そこで、
・野菜嫌いの私でもモリモリ食べられるほどおいしいです!
・とてもみずみずしいです!
などと言えば具体的に想像できますよね(*^^*)
そういわれてみれば…と質問された側が気づけるように質問を出してもらいます。質問をすると、じゃあ自分たちのところはどうだろう…と考えるきっかけにもなるかな!という期待も込めて(`・ω・´)b
具体的にいうと…
最初の班の質問→発表は少しぎこちなさがありましたが、2つ目の班の質問になるとスムーズにでてきます。
「植物を大切にするってどういうことですか?」
といういちじくパラダイスチームに対する質問に、
「たくさんの植物を育てていますが、どれもしっかり手入れをしているので植物を大切にしているという風に思いました。」
という答えが出てきました。
そこで私が付け加えます。
「こういうふうに答えてくれました。さて、私はさらにどんな質問をしようと思っているでしょうか?」
すると、
「たくさんって具体的にはなに?」
と答えが出てきます。
具体的にを強調して授業をしてきたのでこれは嬉しい反応です。
いちじく「きゅうりやなす、ぶどう、たまねぎなどを育てています。」と答えることができました。
お話をするときにすべてに具体例を盛り込む必要はないと思っています。でも、具体例を念頭に話すと伝わり方もかわってくるのではないかな~という思いで授業を進めています。こんなこと言うと「えっ!?」と思われるかもしれませんが、これが正しいのか正しくないのか正直わかりません✋ただ、そういう方法(具体例を頭の片隅に入れながら話す)もあるんだな、と知ってもらえればと思っています。
キーマンと自分との関係性は?
さて、伝えたいことと具体例が思い浮かんだところでいよいよ自分とリンクさせる作業に入ります。内容を自分ごとにしていく作業です。
”ひとごと”だとせっかくいいことを言っていても伝わらないと思うんです。
”ひとごと”でもうまーく伝えられる人も中にはいると思いますが、せっかく伝えるんだったら自分ごととして話す方がずっと楽しいし見える範囲が広がると思っています(簡単な作業じゃないし、どちらかというと面倒)。
この作業はラジオ番組を作る上での導入部分になるかな、と思っています。
①こういうことに興味があったので取材することにしました
↓
②キーマンは〇〇〇な人です
↓
③理由は×××です。
②と③はこれまでの2学期の授業で決めたので、①を付け加えていきます。
①の部分は、季節とか〇〇の日とか、いろんなことが当てはめられるのですが、自分とキーマンを軸に番組作りをしていってほしいので、こういった条件にしました。
紹介したい理由、取材したいと思ったわけは?
とはいうものの、関係性ということばを使うと難しく考えがちです。が、要するに興味を持った理由、この人を紹介したい!と思った理由を書き出せばよいのです。
実はこの作業、一学期にやっていたのですがこどもたちはすっかり忘れていたようです。
itakocity-ayaki.hatenablog.com
「1学期にキーマン決める時、どんな理由で選んだの?」
問いかけると、「ああ!そうだった!」と思い出してくれたので一安心(*´▽`*)
そのとき興味を持った理由プラスアルファで自分とリンクする部分を探そうとする班もちらほら見受けられました。
ここまでくると、もう私が手助けしなくてもこどもたちだけで、こうじゃないああじゃないと話が進みます。スゴイ
ここまでくれば半分以上できたようなもの!
導入部分と一番伝えたいところまで、なんとなーくつなげるところまで終了しました!
この後は、台本づくりに入っていきます。
が!
月曜や火曜休みが多い10月。
次の授業は約1か月後と恐ろしいほど間があいてしまいます…
せっかく思い出した情報、身に着いたスキルが薄れていかないことを祈るばかりです…!
ほとんどこどもたちだけで、ここまで進みました!あとはまとめ(エンディング)部分を考えればひとまず完成です。
だんだんとこの事業のゴールが見えてきました。
どんな番組になるのか、どんな発表会になるのか、いまから楽しみです!
1か月の間に、臨時で時間とれないかな…(´;ω;`)
さて、次回以降どうなるでしょうか?今後の動きにご注目ください!
今日はここまで!
最後までお付き合いいただきありがとうございました(*^^*)