【こどもジャーナリスト】とにかく文字を書きまくろう!
こんにちは!
黒板に書いてある字を見て、字をキレイにせねば…と毎回思う協力隊のあやきです(+o+)
ゆっくり書きすぎてもこどもたちが時間持て余しちゃうだろうし、早く書いて汚ければ意味ないし…ジレンマでござる。
さて、こどもジャーナリスト育成事業の最終発表会が近づいてきました!
今回は通算27回目の授業についてお届けします!
▼前回の授業
itakocity-ayaki.hatenablog.com
唐突じゃない展開って?
前回の授業同様、唐突ではない展開を心掛けて台本を書き進めてもらいます。
このことに関しては森山氏と相談して、うんうんうなりながら考えました。
「あまりにも唐突すぎる場合はテコ入れしよう!」
例えば、
★生まれた場所は潮来市です。
★蜂が良い仕事をしてくれています。
これだと、話が飛躍していて、その人がどんなひとか伝わりませんよね。
そこで、自分の経験や、取材で得た情報、追加でわかった知識を加えていきます。
・キーマンはいちご農家である
・いちごのハウスには蜂がたくさんいた
・蜂はいちごの受粉を助けているそうだ
・蜂が元気に飛び回ると甘くておいしいイチゴができる
といった情報を加えると★の情報がつながっていきます。
音源の説明はできそう?
さっそく作業にはいります。
「音源を使うときの話の流れ作れそう?」
難しいかなあ、進まないかなあと心配して覗いてみると、
「こんな感じでどうでしょう?」
と台本を見せてくれました。
説明したとおりにわかりやすくまとめられています。
唐突すぎる展開もほとんどないし、自分がこう思ったからこうしてみた、こう考えたという部分も盛り込まれています。
えーこれどうやってつなげるの?
全部が全部スムーズにいくはずはありません。「こっちのほうがいい」「これじゃあ話がめちゃくちゃだ」と意見がまとまらないグループもあります。
そんなときは、どうしてその音源を使おうと思ったのかをもう一度考えてもらいます。
「キーマンが子供想いな人だってことが伝わると思ったから」
そう感じた理由も考えてもらいます。
「もしもキーマンのような人がお父さんお母さんだったらどう思う?」
「休みの日に家でゆったりしないで外に連れてってくれるってもしも自分だったらできるかな?」
自分ごととして考えてもらうとぽつぽつ意見がでてきます。
「たしかに、1日しか休みなかったらずっと寝てたいな~」
そう思うこともすごく大切だと思っています。自分ならこう思うけど、キーマンはこう思っているようだ、とても大切な気づきです。
「私はこういう風に思うけど、これに関してキーマンはどう思ってるかって流れにしたらつながるんじゃない?」
と、次の指示をしなくても別の音源につなげられる作業ができるようになりました。
これおもしろくないですか?!
5グループしかないので、授業時間にすべての台本をちらっと見る余裕があります。
教室内を歩いていると、
「さとうさん!これおもしろくないですか?」
と自信満々に話しかけてくるグループがありました。
どれどれ…と目を通してみると、確かに面白い。
というか、バリバリ個性がでていました。
話の流れも自然だし、何よりもその流れにした理由をこどもたちがきちんと説明できるのが素晴らしいと思いました。
「こうしようと思ったんだけど、ちょっと唐突すぎると思ったのでこうしてみたんですけど、どうですか?」
一見すると確かに突然新しい情報が台本に出てくるので「ん?」と感じます。でも一言二言、自分たちの意見や体験を挟むことで、あら不思議!自然な流れができあがります。
「ああなるほど!ってことは次のこれも…」
と自分たちが納得できなかった部分をこどもたちが議論しながら組み立て直します。
「これならイケそうだね!」
こんな活発な議論ができるようになるなんて…(´;ω;`)ウルウル
これって結局同じことですよね?
音源を使うための流れを考えてもらっていると、男の子だけのグループに話しかけられました。
「気づいたんですけど、これって同じこと言ってますよね?」
言い回しは違いますが、よーくみると、確かに内容はほとんど同じです。
これに気づけたってとってもすごいことだと思いませんか?
なんとなーく言葉を目で追ってるだけでは気づけないと思うのです。
本番まであと3回しか授業がないけども…どうなるのでしょう(´;ω;`)
あとは元気にやるのみ!楽しみです✨
では今日はここまで!
最後までお付き合いいただきありがとうございました(*^^*)