【こどもジャーナリスト】伝えたいという気持ちを大切に

こんにちは!

明日のこどもジャーナリスト育成事業の発表会を控えてちょっとどきどきしている協力隊のあやきです(=_=)

うまくいくかどうかの不安ではなく、こどもたちが喋ることが嫌いになってしまわないかの不安です…

うまくいかなかった経験ってトラウマになってしまうこともありますからね…

でも、大生原小学校のジャーナリストたちであれば大丈夫でしょう!!

 

今回は、発表会前最後の授業についてお届けします!

 

”読む”ではなく”伝える”ことを意識しよう!

台本は出来上がっているのであとは練習あるのみです。

ただ練習するのじゃもったいないのでいくつか注意点を伝えました。

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★ものすごーーーーくゆっくりしゃべること

★元気に明るくしゃべること

★(余裕があれば)こどばにイメージを乗せるつもりでしゃべること

の3つです。

冗談ではなくほんとーーーにゆっくり喋ってみせると、

「えーーそんなにゆっくりなのー??!」

と声が上がりましたが、それくらい意識していないと早口になってしまうものなのです。

たぶん発表の時、席に座った瞬間に「ゆっくり喋る」ってことを忘れちゃってると思うので(@_@;)

 

よーし、練習だあ!

ある程度台本が出来上がったグループはひたすら練習です。協力隊が回って、肉付けできそうなところを話し合います。

「これは具体的にいうとどんなこと?」

「あ、もしかしてこの話盛り込めるんじゃない?」

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どんどん台本がパワーアップしていきます。

 

この言葉を選んだ理由は…

台本を見させてもらう中で、「この言葉はどういう意図で選んだの?」と聞いてみました。返ってくる答えが「なんとなく」とか「てきとーに」だったら、言葉を選び直すように言うつもりでしたが、しっかり考えがあって使っていると説明してくれたグループがありました。

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授業の中で口酸っぱく「その言葉をどうして使うのか考えて選びましょう!」と言い続けていましたが、「とはいっても難しいよな…」とあきらめではないですが、大きな期待はしていませんでした。

が!

こういう意味を込めて、この言葉を使っています!」と説明してくれるこどもたち。良い意味で大きく期待を裏切ってくれました!!!!こんなに成長しているとは…!!!

 

 

グループ内でチェックを…

あとは思い切りの気持ちで本番だと思って練習するのみです。

練習時間は長ければいいというものでもありません。その1回の練習に対していかに気持ちを持っていけるかにかかっています。「この瞬間が本番だ!」と思って練習に臨めば、真の本番で同じことを再現するだけ(だけと言っても難しいのだけど)なので気持ちも楽だと思うのです。

 

イベントMCを務める時も、事前に見えないお客さんに向かって笑顔を振りまいたりしています。もちろん部屋の中ですよ!さすがに道端でやる勇気はありません。

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台本をじっと見つめて喋る子もいれば、自分のパートをある程度頭に入れて、顔をあげて喋ろうとする子もいます。

「あ、間違っちゃった・・・・」と読んでいる台本のセリフを噛んでしまった時(噛むというのは業界用語で、つっかかるとかとちるとかいうらしい)、ギロッと鋭いまなざしが向けられることがあったのですが、

噛もうがつっかかろうがとちろうが(全部同じ)、全く気にしなくていいのです!!

1つの単語ごとにすべてつっかかってしまうと少し聞き取りにくくはなりますが、伝えようという気持ちがあれば、聞いている方はそんなに気にならないものです。

 

よどみなく喋ることだけが正義ではないと思っているので、「そんなことよりも元気に笑顔で楽しく話しましょ♪」と伝えました。

 

キーマンに関連した「自分の話をする」

取材した内容をただ伝えるのではなく、キーマンと自分がどんなかかわりを持っているかを考えてもらう手段として番組作りを進めているので、台本には「自分の話」も盛り込んでもらっています。

ここで重要なのは、キーマンに関連した「自分の話をする」ということです。

 

自分の話をするとしても、何かしらリンクするもの(関連性)がないと話が続かないし、聞いている人が置いてきぼりになります。アイドルとかならば話は別ですが、

「きのうは晴れていて気持ちよかったです!」

「公園で焼き芋食べました!」

「犬が歩いているのを見てかわいいな~と思いました」

と、確かに自分の話ではあるけれど、それだけ言われても「だから?」となってしまいます。

 

そこでキーマンという要素との関連性を意識して話してもらうように伝えました。

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「キーマンは休みの日、こどもと海浜公園にいきます。」

→「わたしも海浜公園に行ったことがあります。」

→「空中ブランコが好きです」

→「わたしはジェットコースターが好きです」

→「ぼくは公園内を散歩するのが好きです」

これだと、せっかくキーマンに直接会って話を聞いたのにもったいないのです!

 

「キーマンは休みの日、こどもと海浜公園にいきます。」

→「潮来からだと1時間半くらいかかるので休みの日も疲れちゃいそうですね」

→「忙しい中でも『遊びに行きたい!』というお願いを聞いてくれて嬉しく感じると思います」

→「おやつが手作りのケーキだったりするんでしょうか?」

話すことはなんでもいいのですが、関連性を意識してほしいなあと思っています。

 

先生が協力的(´;ω;`)!!!✨

いまさらかよ!とツッコミもありそうですが、担任の宮田先生が、本当に、ほんっっとうに協力的なんです。

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台本づくりがうまくすすまないグループに入って手助けをしてくれます。わたしがやろうとしていることをいち早く理解してくれて、実行してくれる。そして面白い😎!

授業以外の時間もサポートしてくれているので、負担をかけてしまっている感はありますが…(´;ω;`)

とにかく、先生のサポートがなければ、まずこの時間(30コマ)ではたどり着けませんでした。

 

ある程度本番が見えてきた人?!

あっという間に授業時間終了。

最後に先生が訪ねます。

「ある程度本番が見えてきた人?!」

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ザンッ

良かった!みんな手が上がったよ(´;ω;`)

 

さて、発表会は明日ですが、こどもたちはどんな気持ちで過ごしているのでしょう…

当日司会進行役と発表順を発表する予定(酷ですね!)なのでドキドキは続きます…!

 

当日飛び入り参加もOKです!

ただ、駐車場に限りがあるので事前連絡をいただけると助かります(`・ω・´)b

 

 

それでは今日はここまで!

最後までお付き合いいただきありがとうございました(*^^*)