完成前の西塩子の回り舞台を見学!
こんにちは!
手帳を見てあやめまつり以来の予定の多さに驚いている協力隊のあやきです(@_@;)
はてさて、秋を乗り切れるのであろうか…
今回は常陸大宮市の伝統文化「西塩子の回り舞台」についてお届けします(`・ω・´)b
西塩子の回り舞台?
平成三年度に行われた調査をきっかけに、地元住民によって復活した日本最古の組立式歌舞伎舞台です。1945年以来組立が行われていませんでしたが、1994年(平成6年)に「西塩子の回り舞台保存会」が結成され、1997年に半世紀ぶりの組立を行いました。
組立式というくらいですから、みんなでせっせと作り上げていくのです。
舞台というと、常設のものがあって、そこにステージがあって、後ろから入って…というのを想像しますが、西塩子の回り舞台は、使用するときに組み立てて、終わったら解体するというはかない舞台なのです…
地区名って面白い!
常陸大宮市は、平成16年に那珂郡大宮町と、那珂郡山方町、美和村、緒川村、東茨城郡御前山村を編入合併してできた大きなまちです。西塩子の回り舞台は、そのなかの旧大宮町にあった舞台のようです。
潮来市のおまつりを経験したからか、自治体の地区というのに興味がわいて、地図とにらめっこする時間が増えました(*´▽`*)
西塩子の回り舞台自体は厳密にいうと北塩子に作っているそうですが、その舞台の工程を見学してきました
制作に1か月!
舞台を組み立てる工程…と言いましたが、完成までに約1か月かかるそうです👀天気の都合もあるので、台風などを考慮するとなかなか屋根がつけられないという事情もあるんだとか。
多くの方の協力で成り立っています。
舞台の構造
3年に一度行われる西塩子の回り舞台。高さ7m、間口は約20mです。
舞台の中心に回り舞台が設置されます。半地下のようになっていて、舞台の下に回転させるための棒があります。
クラウドファンディングに協力すると、舞台を回す体験ができるそうですよ!
立派な竹です。
これを半分に割って、壁にしていきます。
風情があります(*´▽`*)
結び方にも特徴が?
建築に関しては全くと言っていいほど知識がないのですが、見る人が見るとすごーく美しいんだそう。
たとえばこの結び方。
いぼ結びというそうです。
キレイに組み立てられています。
大きさが際立ちますね!
精密な設計図が・・・
これだけきれいに組み立てられていると、設計図が気になりますよね。
この舞台の設計図は…
ないのです!
それぞれの頭の中に共通の完成形が思い浮かんでいて、それをすり合わせるように組み立てていくとのこと👀
番号が振られているのでそれを見ながら…スゴイ
いばらき観光マイスターS級のみなさんと見学させてもらいました✨
定期公演は10月19日(土)ですよ!
第7階定期公演は10月19日(土)です(*^^*)
会場:大宮公民館塩田分館グラウンド(常陸大宮市北塩子2163)
開演:午前10時~午後6時10分
舞台誕生200周年です✨
10:00 開会式
10:30 常磐津「子宝三番叟(こだからさんばんそう)
大宮北小学校4年生児童
11:00 こども歌舞伎「白波五人男 稲瀬川勢揃いの場」
大宮北小学校児童
12:15 お昼休み
13:00 津軽三味線
津軽三味線佐々木光儀流
13:50 常磐津「将門」
常磐津伝承教室児童
14:50 舞踊劇「鏡岩」
楽の会
15:50 「戻り橋」
烏山山あげ保存会
16:50 「太功記十段目」
西若座
幕間にアトラクションなどもあるそうです✨
駐車場は第1(大宮運動公園・450台)、第2(文書館<旧塩田小学校>・50台)、第3(会場隣接広場・220台)の3つで、第一駐車場と、JR常陸大宮駅からは無料シャトルバスが出るそうです。
見に行けるといいなあ(((o(*゚▽゚*)o)))✨
他市町村を知る勉強会って楽しいですね!!!
では、今日はここまで!
最後までお付き合いいただきありがとうございました(*^^*)