【茨城国体】ボート競技が今日からはじまりますよー!
こんにちは!
今週は国体ウィーク!会場内の放送委員として大会を見守る協力隊のあやきです(*^^*)
10月4日から7日までの4日間、潮来市内で茨城国体のボート競技が行われます!
本日10月4日(金)のレースは悪天候のため順延となります。
明日予定していた敗者復活戦は行わず、今日の予選をそのままスライドして行います。
これまで茨城国体において、潮来市で2つの競技が行われました。潮来市で開催される競技は、オープンウォータースイミング、トライアスロン、ボートの3つです。
その中でも最もイメージしやすいのがボート競技ではないでしょうか👀?
ボート
発艇員(スターター)の号令で、漕ぎ手がボートの進行方向に対して背中を向けてオールを漕ぎ、ボートの先端がゴールラインを通過した順序で、勝敗を決定します。
風・雨・波などの気象状況によって大きく左右されるため、タイムではなく各組の着順によりレースが行われます。
距離1,000mのコースで、4つの種目を競います。
ボート競技の魅力は水上をすべるような加速感と同じ他の艇の漕手との一体感にあり、気象条件やペース配分の駆け引きが相まって、ゴール直前まで白熱した戦いが続きます。*1
スカル?スウィープ?
ボート競技には大きく分けて2種類あります。
選手が片方に1本のオールを扱うスウィープ種目と、舟の両方に1本ずつ、あわせて2本のオールを扱うスカル種目があります。
漕ぐ人のほかに、彼らに指示出しなどをする舵手(だしゅ、コックスとも)が乗っているかどうかでも種目がわかれます。
ちなみに高校生は主要大会においてスウィープ種目がないので、スカルが一般的なんだそうです!
シティレガッタのときは…?
ボートと言えば、かつて出場した水郷潮来シティレガッタが思い出されます。一生懸命、最強メンバーで漕いだのに思うような成績を残せなかった、あの大会です…
itakocity-ayaki.hatenablog.com
改めて見返してみると、オールは1本だったのでスウィープ種目だったことがわかります。
スカルとスウィープもさらに分かれる…!
スカル種目もスウィープ種目も行われます。
≪スカル≫選手一人が2本のオールをもって漕ぐ
漕手4人とコックス(舵手)が乗る「舵手つきクォドルプル(4×+)」と「舵手なしクォドルプル(4×)」、漕手2人の「ダブルスカル(2×)」、1人で漕ぐ「シングルスカル(1×)」があります。
≪スウィープ≫選手一人が両手で1本のオールをもって漕ぐ
漕手8人とコックス(舵手)が乗る「エイト(8+)」、漕手4人が乗る「舵手つきフォア(4+)」、漕手2人で艇を進める「舵手なしペア(2-)」があります。
今回の国体では何をやるの?
今回の国体では一人が1本のオールを使うスウィープ種目である「舵手付きフォア」と一人2本のオールを使うスカル種目の「舵手付きクォドルプル」、「ダブルスカル」、「シングルスカル」があります。
ちなみにシティレガッタのときは4人の漕手とコックスが一人・一人一本のオールだったので、舵手つきフォアですね。
と思ったら、ナックルフォアというやつらしいです!!
ナックルというのは舟の形の名称らしく、安定性が高いものをそう呼ぶそうです。大会ではスピードは出るけどナックル艇に比べると安定感がないスウィープ艇・スカル艇というのを使います。
いろいろ言葉が出てきてムツカシイ。
最大5人が乗るのだな!
わからないながらも色々書きましたが、要は最大で5人乗っている舟を見られるということです!
舵手つきフォアや舵手つきクォドルプルは漕手4人+コックス(舵手)なので最大5人です。
5人はそれぞれの役割をしっかりと果たさねばなりません。
進行方向に対して順番に、バウ・2番・3番・整調と呼ばれるポジションの漕ぎ手が後ろ向きに座り、コックスだけが前を向いて座ります。
写真を見て分かるように、漕ぐ人は進行方向を見ることができません!
頑張れば振り返ってみることができますが、そんなことしたらオールがお腹にあたったり(腹切り)、前後の漕手のオールとぶつかったりして大変なことになります。
それぞれの役割
整調と3番はストロークペアと呼ばれ、大きく漕ぐときの中心になります。
整調が漕いだピッチやリズムを3番が後ろのペアに伝えるという役割があります。
2番とバウはバウペアと呼ばれ、ピッチを上げる時の中心になります。クルー全体の雰囲気を盛り上げる役割を果たすそうです。
わたくし、バウだったわけね!!!(いまさら)
≪コックス≫
艇を進めることに関して、高い知識と経験が必要。
※シティレガッタのときは経験者が座ってくれたので安心して漕げました。
≪整調(ストロークペア)≫
レースの勝敗にも大きく関わる、クルーを引っぱるリーダー的役割を果たす。
※シティレガッタでは市長が担当👀
≪3番≫
自分のパワーを最大限に発揮しつつ、ストロークペアの刻むリズムを後ろのクルーに正確に伝えることが求められる。
≪2番≫
舟を漕いでいる間は舟の上下動の動揺を受けやすいポジション。キャッチ(舟を進めるためにオールを水に入れるときの動作)が難しいポジションなので、優れた技術を持った漕手が求められる。
≪バウ≫
舟の揺れが最も大きいポジション。クルー全体をみて声を出して励ましたり、乱れを注意したりする。レーススタート時はバウペアが舟の方向を調整する。
あしたからボート競技終了の7日まで会場内でアナウンスなどなどしています!
ぜひ選手の応援にいらしてくださいね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました(*^^*)