さとう家のペット

こんにちは!爬虫類、両生類が好きなあやきです。

わたしの実家にはカメがいます。名前はカメ吉。メスです。
もう13年くらい経つかなあ?妹が小学生のころに、カウボーイ(実家の近くにあった大型スーパー)だったかどこかのペットショップで小さなミドリガメを突然買ってきました。「500円だったの!」と。

当時うちの母親は「命を何だと思ってるの!」って激怒してた覚えがあるけど、定かではありません。生まれたばかりのカメは、赤ちゃんの手のひらサイズ。5㎝もなかったんじゃないかなあ。

 

かつてグッピーやらなにやら熱帯魚を育てていたこともあってちょうどいい水槽があったので、ひとまずそこに入れて育てることになりました。オスであることがわかる“アレ”っぽいものがあったのでカメ吉と名づけられました。

ある年の冬、いくらストーブつけっぱなしの家でも室温が下がるときは下がります。それを感じ取ったカメ吉は1週間くらい動かなくなりました。「まさか…」と思い動物病院かどこかに連れて行くと「冬眠中ですね。」とのこと。
そこで一安心したのですが、衝撃の事実が。
カメ吉、メスですね!
…?
メ ス ?
実は女の子だったようです。“アレ”っぽいアレはなんだったのか。1匹しか飼っていないので、メスでもオスでもいいのですが(多分)、命名ミスった感を家族で共有したのでした。

 

さて、カメ吉をさとう家につれてきた妹ですが、弟に続き早々に大学入学にともなって上京しました。実家に残された父と母、そして私。「ただいま」も「おやすみ」もいつもカメ吉と一緒でした。いつしか会話できるようにもなりました。(信じてもらえないけど)

「カメ吉い~おはよ!」
と話しかけると、
キューゥン
と鳴くのです…!カメ好きならわかってくれるハズ…!

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そんなカメ吉と離れ離れになったのは2015年。就職した年の春でした。茨城で暮らしている間、知らぬうちに実家が引越しを済ませ、カメ吉も新居生活スタート。

久しぶりに帰省して「カメ吉!久しぶり!」と話しかけると、「(おめえ誰だ?)」風な目線。というか、目すら合わせてくれない。


でも、「カメ吉い~おやすみ!」というとちょっとだけこっち向いてくれるのよね。
2泊3日で帰省すると、2日目の夕方ごろには「エサをくれ~」と、私の姿をみるなり近付いてきます。「外に出してくれ~」とせがんでくるときもあるので、軽く体を洗ってから部屋を散歩させます。不思議と行方不明になることなく、散歩に飽きたら「あたしココにいるわよ、早く戻してくださる?」と近づいてくるんです。

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潜ってる姿もカワイイ。あとで洗ってあげるからね(´;ω;`)

 

はあん。かわいい。
かめちゃん好きなみなさん、仲良くしてね。