着任から1年未満ってことで初任者研修に参加してきたよ!③【初日編part2】

こんにちは!

あわただしく5月が過ぎてゆき、師走のような日々だと感じている協力隊のあやきです(*^^*)

日が空いてしまいましたが、先日の研修の様子をお届けします(`・ω・´)b

 

前回一日目のしょっぱな、一人20秒の自己紹介タイムがあったことに驚いた!というお話をしました👀


約1時間かけて140人以上の自己紹介が終わった後少しの休憩があります。

 

そして始まった講義の時間!

①地域おこし協力隊等と地域力創造施策について

②地域づくりをサポートする外部支援に求められる役割

③先輩協力隊員の活動紹介(事例紹介)

の三本立て!

 

それぞれ約1時間の講義です。

①では、今後訪れる人口減少やそれに対してどのように向き合っていくのか、地域おこし協力隊や集落支援員とはどんな人材なのか、地方移住をする人など人の流れについてのお話でした。

 

②では、ずばり協力隊等がなにをすべきか、なにができるかについてでした。

「これがやりたい!」と意気込んで地域に入っても、なかなかとっかかりが見つからずうまくいかないことも多い…どうしたらいいのだろう?そんなお話がありました。

 

心に残ったのは

やりたいこと地域の声ブレンドする

という言葉。

自分の考えを持ちつつも押し付けてはいけない、ということはわかってはいてもなかなか難しいものです。だって自分がやりたい!きっとうまくいく!と思っているわけですから✋

 

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ちょっと話がそれますが、今進んでいるこどもジャーナリスト育成事業ブレンドすることを考えなければ始まらないものでした。

(この事業についての詳細は6月中には記事にしますのでお待ちください💦)

 

潮来SNS映えするスポットをまとめたマップづくり」がしたい!というのがこの事業のスタートです。これは、私が潮来市内をバイクで走った時にばえる場所がたくさんあったのでそこを写真ともに紹介してまとめるマップがあればいいのに、と思ったわけです。

 

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▲2018年9月に作成した資料に添付したマップ

 

わたしのやる気はあるけれど、地域の人の声ってほぼ反映されてませんよね。

マップ化すれば地域の人が「ああ、この光景って心に響くものなんだ」「見慣れてたけど言われたら確かにキレイだよね」と気づきにはつながるかもしれません。でも、それが連鎖的に続くかというと、なかなか縦に首を振ることが難しい。

 

そこで今の潮来の課題を洗い出すことから始めました。

一番に出てきたのは、多くの自治体でも課題になっている人口流出。

どんどん町から人が出ていく。Uターンする人がほとんどいない。そんな現状が浮かび上がってきました。もちろん移住してきてくれる人がドカンと増えればいいけれどそんなのすぐには難しい…

 

だったら定住を推進すればいいんだ!

ただ定住してください!というのではなくて、定住できる仕組みづくりをしてみよう!というわけでこどもジャーナリスト育成事業がはじまりましたヽ(^o^)丿

(本当に、6月中にはきちんと経緯を説明した記事をアップします!備忘録として必要だと感じているので!)

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さて、話をもどします。

 

②の講義では地域をしっかり見て、自分ができることとやりたいことができる部分に入っていく努力の必要性を感じました。

市や町など大きな単位だと難しいかもしれませんが、集落単位で行う集落点検というのも有効だとのことでした。

 

そしてこの日の講義のトリを飾るのは、協力隊OBによる活動紹介です。

お話は、広島県三次(みよし)市の協力隊OB野口拓郎さん。

現在は弘前大学の非常勤講師や地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員をつとめるなど幅広く活動されています👀

 

そ学生時代にネパールで先住民族と共同生活をしていたという野口さん。私からするとぶっとんだ(表現の仕方!)人生を歩んでいる彼の話ですから詳しく聞きたくなるのも自然の流れですね✋

 

彼のメインミッション(協力隊としての活動)はお茶のみ行脚だったそうです。

地域内のお宅訪問をひたすら繰り返す、というもの。

 

え?3年間お茶飲んでただけ?

と思うかもしれませんが、1年目はコーヒーだったそうですよ!(そういう話じゃない)

 

自分の立場に置き換えると、これってすごいことです。

だって、見ず知らずの土地に来て、見ず知らずの人の家でお茶を飲むんですよ!

行くのも勇気いるけど、受け入れる方もこわいよ!(こんな世の中だし)

 

とっかかりは、まちを散歩してて知り合ったとか好きな野球観戦して知り合ったとかそういうことのようです。

 

お茶のみ行脚をするとどうなるのか?

詳しくは研修に参加した方のみぞ知る、ということでここには書きませんが、地域の方との距離が縮まって第二の故郷ができるんですね!みんなが家族親戚のような感覚です。

 

ここで、先ほどの

やりたいこと地域の声ブレンドする

というのが実現できるようになるんだと思います。

 

それをするには一カ月や二カ月じゃできません。

もしかしたら任期の3年でも難しいかもしれない。

 

今回の研修に参加した人で、感じたことは十人十色、百人百色だと思いますが、私はそんなことを感じました(#^.^#)

 

・・・なんだか私にしては真面目な記事を書いてしまった✋✋笑

 

とても長くなってしまいました💦

今回はここまでにしますね(`・ω・´)b

また研修の様子についてはお届けしていきます!

最後までお付き合いいただきありがとうございました(*^^*)

 

【初任者研修①】


 

 

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